MCMNET主催「国破れて議員あり」河村たかし先生(衆議院議員)のお話と質疑応答

はじめに

MCMNET市民研究会は、2005年6月23日(木)、河村たかし先生(衆議院議員)のお話を伺いました。このページでは、当日の模様をご紹介したいと思います。なおMCMNETでは、こうした勉強会を定期的に開いております。毎回大勢の方が参加しておりますので、お近くの方はどうぞお気軽にお問い合わせください。

会場は衆議院議員会館

いつもどおり、様々な人たちがほぼ満席状態で集まりました。

気さくな雰囲気の河村先生

「市会議員でも年収1千万円以上。議員で食えるのは日本だけ、これはおかしい。本来はボランティアのようなものであるべきなんだ」

「政権交代などといって、あたかもそれで幸せになれるようなことを言っているのも日本だけだ」自らをお笑い系だと冗談をとばしながら、キレのいいトークが続きます。しかし、民主党なのにこんな事言ってしまって平気なの?!

過激なトークも飛び出す

ここにはかけない裏話などもたくさんです。「靖国神社が話題だが、軍人のみならず一般の犠牲者にももっと保障をすべきではないか」「9条は変えていい。言葉だけの平和主義など話にならない」

郵政民営化

みてのとおり、参加者も聞き入っております。話の途中で質問や意見をはさむ人もおり、議論さながら。通常の講演会とMCMNETの勉強会はこの点がまったく違います。自分の言葉を直接議員に届けるチャンスなど、ほかにはそうそうありません。しかも河村先生とだと、あたかも飲み会のような気軽な雰囲気です。感謝。

「郵便局の利権は膨大だ。局長クラスで800万円、職員でも600万円という高給をとっている。田舎のコンビニ店長なんて200万、300万で必死に働いているのだ。彼らのような人にまかせれば、荷物だって郵便局員よりはるかに早く、日本の隅々にまで届けるだろう」

住基ネット

対話形式でどんどん場が進みます。「住基ネットには反対。本来管理主義者が賛成して自由主義者が反対すべき政策なのに、今は逆。共産党が賛成すべき話じゃないか、これ?」

議員批判も飛び出す

「議員という職業を、続けることに意味があると考えているものが多い。年収1千万以下の国際水準に下げるべきだ。議員とは職業ではなく、ボランティアだと思え」議員年金にすら反対する河村氏の言葉は説得力があります。

全員に1分間質問タイム

このほか北朝鮮問題、拉致問題、経済制裁にまで話は進みました。対話形式ながら、最後には全員に1分間のもち時間を与え、直接質問や意見をぶつけることができます。もちろん圧倒された人やニガテな人はパスも可能です。名刺交換タイムもあります。

北朝鮮との裏話

「ある国際会議で北の代表に話し掛け、拉致問題などでもめたんだが、「こんどのみに言ってゆっくり話そうや」といったら苦笑いして逃げていきやがったよ」との裏話には笑いました。

MCMNETでは、今後もこういったイベントを開催していきますので、みなさんもぜひお気軽にご参加ください。問い合わせはいつでもお待ちしております。

平成17年6月25日 記